平成15年2月 2003.2

2月26日(火)

時系列日記

【20692日】

 午後一時、しじみの散歩。午後二時、バイクにて外出。午後二時半、杉並中央図書館、飯田龍太句集借りる。午後三時、荻窪南口駅前、杉並公証役場にてKITANの家主と待ち合わせて契約更新手続き完了。午後三時半、役場の前からバイクに跨り発進した途端、路肩にタイヤをとられ転倒。幸いにも右膝頭擦過傷で済むも打撲の痛みのため急遽帰宅。去年の八月に事故ってから、まだ半年だというのに、いよいよだめかぁ〜情けない。夜八時、ねじめさんが「これ貰い物なんだけど」と一升瓶をぶら下げてやってきた。兵庫県の酒蔵もので「早春賦」というしぼり立て原酒。夜十一時、野球チームの山崎がやって来て、今日誕生日だという。なにもないので、居合わせた映芸のコバちゃんと俺が即興俳句を詠み、俺の作ったスバラシいハガキコラージュに書いて贈った。午後三時、鈍我楽の店長カツオが、先月産まれた子供のお祝いのお礼と酒を盛ってくる。なんだかんだでいつの間にか居残った連中で宴会に突入。朝五時半、そろそろ帰ろうという頃には、ねじめさんの一升びんは空っぽ。朝六時半、朝ぼらけの街に出て「まったく幾つになっても馬鹿に元気だ」と、ひどい酩酊状態ながらふらりふらふら自転車に跨り、出勤者を後目に帰宅。
酒は好い、体の変調を忘れさせてくれる。けど、翌日がね・・またこれ大変調なんことは分かっているけど、やめられないんだなぁこれが。

2月14日(金)

頸椎ヘルニア再発

【20680日】

 先日以来左手に痺れが出だしたが、どうせすぐ直るだろうとほっといたら、頸椎ヘルニアが再発したようだ。
掛かり付けのs原病院に行ったところ、病院名が「杉並大腸肛門クリニック」と書き変えられていた。由緒ある病院なのにぃ〜そんなぁ〜〜!とビックリしながら「大腸肛門クリニック」と書かれたドアを開け受付を見ると見慣れない看護婦ばかりが並んでいる。
そういえば近年、s原病院を立派な建築物に建て替えたすぐ、院長が若くして亡くなったことを思い出し「こりゃ乗っ取られたな」と判断。 とりあえず見慣れぬ看護婦をつかまえ恐る恐ることの成り行きを訪ねると、「大腸肛門クリニックと名前は変更したが、s原病院時代と内容は変わらない。だからあなたの診察券はそのまま有効ですよ」と親切に教えてくれたので無事診察を終えリハビリもして帰ってきた。
しかし、頸の方はまったく無事というわけにはいかず、またしばらくリハビリ生活に戻ることになりそうな気配に、うんざり。
おまけに先生の一言「パソコンをやっていますね、アレは頸にひどい負担をお与えるので天敵なのですよ」うぅ〜んどうしよう!

2月5日(水)

放火犯逮捕

【20671日】

 阿佐ヶ谷方面を騒がせていた放火犯が捕まったそうだ。
メディアでの発表がないと思ったら、なんとその犯人はストレスのたまった小学生だったという。う〜ん恐ろしい時代になってきたものだ。知り合いのmimi××という店などは数回もやられ、口さがない阿佐ケ谷雀たちに「ぼったくった恨みでもかってんじゃないの」などと、面白おかしく酒場の恰好のつまみにされていたが、これは冗談。実際は冗談にもならないバラバラ時間帯の辺り構わず無差別攻撃で、近隣の住民を震え上がらせていた。我が家の側でもバイクなどが燃やされたので、住民一致団結厳戒態勢状態で、都会から消えた親睦が出来たものだ。その昔、江戸の町を焼き払ったお七火事の張本人である、八百屋お七は16歳、未成年でありながら、獄門張り付けだったという。
これなどは若い身空の女が恋いに身を焼いた挙げ句の果ての仕業であるので、ちょいと後世に残る話としても有名になったが、小学生のストレスでは、時代の疲弊した部分だけが取り沙汰されるようで、こりゃいけません。まったく放火は行けません。放屁ぐらいにしてください。

2月3日(月)

取り違え騒動

【20669日】

 昨夜は明け方までコラージュに没頭して一日を過ごしたが、酒を飲まなかったので以外と早起きが出来た、といっても午前11時。
とりもなおさず、胃袋の機嫌がいい朝の鋭気溢れる時間帯を有意義に過ごそうと、寝起き一番お約束、愛犬しじみの散歩に出かけた。
今日のコースは、阿佐ヶ谷1〜5丁目までにある公園のグランドスラム。まず、ホームレスが住みついている<けやき公園>を目指し中央線高架に足を向ける。けやき公園を抜け馬橋公園に向かう頃には、昨夜のコラージュ三昧で座りぱなしだったせいか、なにやらぎくしゃしゃく足下がおぼつかなく、情けない足取りになっている。仕舞いには、股関節がギリギリ痛むほどになってきた。が、ここまで来るとあとに引き返せない性格。もっともっとと歩き出す元気なしじみに引きづられ高円寺まで足を伸ばし、そこから馬橋公園に突入。公園を阿佐ヶ谷方面に抜ける途中の小さなせせらぎを渡ると、なにやら右足だけに水がしみ込んできた。おやっとわが足元を見ると、なんと左右の靴の模様が違う。ゲロンパ!なんてこった・・・股間の痛みが一気に押し寄せてきた・・・なんともお粗末な顛末・・・クッツクッツクッツと笑ってしまう!

2月2日(日)

コラージュ 

【20668日】

 今朝6時頃まで飲んでいたパラダイスでの深酒のせいで、大事件だというスペースシャトルのニュースを見たのが、午後の3時。
寝ぼけ眼でニュースを探し当てると、日頃見慣れたニュースキャスターは、すでにこの事件のニュースを語り明かし、色あせてしまった劇場型ドラマの終焉であるかのような顔つきで、淡々と事件の経過を語っている。カリスマギタリストI・長生が興奮気味に聞かせてくれた昨夜のことを思い出しては、拍子抜けしてしまった。しかし、この事実は恐ろしく、とんでもない方向に向かわなければいいと願うばかりだ。
二日酔いと休日のため、自分ながらよくここまで没頭できるものだと感心しながらも深、夜までハガキコラージュの製作に明け暮れた。

2月1日(土)

スペースシャトル墜落

【20667日】

 寒波襲来。そのせいか人出の少なさに町も店も凍り付いてしまったかのように、眠る静かな月はじめの土曜の夜であった。
当店も来客は少ないが、カウンターで飲む人、話題には事欠かないほど濃い一日を終え、午前も3時になろうかという時間だが、まだまだ飲み足りないと酒飲みの根性丸出しで近くにある深夜バー「骸骨」に入り、出口側のカウンターに座りハーパーソーダを注文。2杯目を注文と同時にドアを開けカリスマギタリストのI・長生がのそりと現れ、俺の隣に座った。狭い店内の小さな椅子の座り心地を確かめ、至福の時とばかりコップに注いだビールをぐびりと飲み干し、開口一番「なんや、こんなところでのんびり飲んでるとことちゃうで!」と、恫喝。
事件でもあったかと聞けば「テキサスにスペースシャトルが墜落、搭乗員にはイスラエル人が乗っていることからテロの危険性も孕んでいる、これは一大事やでぇ〜!」と、関西人特有のノリで一気にまくし立てた。が、酒で頭の芯をやられてる俺には、「さよか!」てなもん。こんな調子で、頭の芯が痺れまくりの店内の雰囲気に話題は次々とかわり、店長キノがかけるI・長生のアルバムの曲にのって、彼I・長生まで歌い出す始末。この時ばかりは、世界に異変が起ころうと、ここ「骸骨」は世界の果ての異境であり、パラダイスでもあった。